Knock our Heart -nockのひねくれブログ-

自分の価値観を表現する場所 

「理想論」はあくまで「理想」

世の中には理想論を以て正論を主張する人が大勢いる。

 

「あなたに友達ができないのはあなたがうじうじしてるからでしょう?もっと自分から話しかけていかないと。待っているだけじゃ友達なんてできないわよ。」

これは確かに正論ですね。自分から友達を作ろうと行動しているわけじゃないのに友達がいないと嘆くなんておこがましい。でもね、自分から話しかけられるようならとっくに話しかけているはず。それができないから悩んでいるんです。

それを「行動あるのみ」と精神論で片づけてしまうのはアドバイスの様で何らアドバイスになっていない。それは単なる理想論です。机上の空論みたいなものです。

 

何かに対してAすべきだと言い張る。しかしどうすればAは達成できるのか。そこまで議論せずにいい気になっている意見は多い。

 

「好き嫌いはだめ。嫌いなものも食べないと大きくなれないわよ。」

「学生のうちに一度は海外に行くべきだぞ。行って絶対後悔はしないから。」

「告白しないで付き合えるわけないだろう。頑張れって。」

 

これらはすべて現実を見てないですよね。その人の主観に沿った一般論・理想論を述べているだけです。

嫌いなもの食べないと大きくなれないのはわかったけれど、嫌いなものは嫌いだから食べられるようにはならない。海外旅行は高いお金払って行くのに後悔しないという保障がないから、行こうという気にはなかなかなれない。どうやったら告白できるようになるのかが気になるのに頑張れと言われてもどうしたらいいのか分からない。

 

「〇〇すればこうなると言う。でもどうしたら〇〇できるかが肝心なんですけど。」そう言いたくなることありませんか?

 

現実目線で見れば、理想論ばかり語ることは騙ることと同義。

大事なのはほどよく現実を見ること。結論が実現可能かどうかちゃんと議論すること。理想論には振り回されないようにしたいものです。

 

 

最後に、本屋を漁ってみても「気になるあの子をオトす方法」とか「好きな人を振り向かせる5つの極意」みたいな好きな人ができた前提で書かれた本は山ほどあるけれど、「人はどうして人を好きになるのか」とか「なぜあの子だけが特別だと思うのか」みたいなそもそも人を好きになるとはどういう事かを説いている本はほとんど見当たらないように思います。

人を好きにはなるけれど、友達としての好きなのか恋愛対象としての好きなのかよくわからない。こんなことを考える僕のような人にとっては「好きになったらうんぬんかんぬん・・・」なんてのは理想論と同じようなもののように思えるんですよね。

こんな僕に対しておすすめの本、あればぜひ教えてほしいものです。