Knock our Heart -nockのひねくれブログ-

自分の価値観を表現する場所 

「大学生は意外とバカ」だけど、だからといって受験期の期待感を忘れてしまうのは勿体ない。

僕は今大学3年生なのですが、周りの友達を見ると「大学生って意外とバカだよねー」なんておちゃらけている人は多く見かけます。ある領域に限定するとエベレスト級に詳しいけれど、一般常識とかコミュニケーションとかに関しては高校生レベルなんて人はたくさんいます。

そうした人たちを見て「大学生って所詮ありふれたパッとしない存在なんだ」と現状がしょうもないことのように捉えている人は多く見受けられます。「そんなに期待するまでもなかったな」と現実を冷静に分析する人が周りに多くいます。

 

確かに大学は高校生の時に思っていたよりかなりしょうもないです。講義もフツ―、実験もフツ―。休み時間には食堂で友達同士でバカ騒ぎ。夜になるとごはんを食べに行って愚痴を言い合う。

やっている内容が少し専門的なだけで基本骨格は高校生と変わりません。もっとスマートな大人ばかりが集まっているものと入学前は思っていましたがちっともそんなことはありません。

 

それが通常なのでしょう。入学前はキラキラ輝いたキャンパスライフを描いていても、入ってしまえばなんだこんなものかと拍子抜けする。それが大学なのだろうと思います。

 

思えば大概の組織は外から見れば期待感を抱かせるものだが、内に入ってしまうとたいして自分と変わりないものと思うものです。

小学生のころは中学生なんてひどく大人っぽく見えましたし、中学生のころは高校生なんて雲の上のような存在に思えました。地域活性化のためにイベントを企画するような人はどんなに熱血で、賢くて、欠点のない偉大な人だろうと思っていたけれど、実際は嫌味もまき散らす、なんてことない普通の人間でした。

 

結局はどんな集団でも中身は自分と変わらない人間なんだなと思います。近所に住んでるおばさんだって、テレビの中の芸能人だって、ノーベル賞を取るような偉大な研究者だって、所詮は一人の人間なんだと思います。色んな人と触れ合い、コミュニティを増やしていく度にそれを実感しています。

 

そうなると、自分の現状がありふれたものに捉えられるのも無理はないです。自分が特別な人間だなんて思っている人は少ないでしょうし、周囲が自分と同程度の人たちばかりなのだと思うと、そんな集団はたいしたことないものだと思うのも仕方のないことでしょう。

 

だからといっておちゃらけてばかりで「こんなもんでいいか」と思うのはナシです。ナシというか勿体ないです。

その集団に入る前に「こうしたい!」と思って頑張ってきた過去はあるはずです。

「物理を深く学びたい!」「教師になりたい!」そう思った過去があるなら、それを忘れてはなりません。希望を持って励んでいた過去を思い出すと、しょうもない現在が幾分色づいたものに変わります。

 

せっかく頑張った自分があるならその時を忘れてしまっては勿体ない。「そういえば俺らって意外とスゲーじゃん」と曲がりなりにも成長している自分たちの姿が目に浮かぶと思います。

どうせなら、自分たちはすごい存在なんだ、がんばってきた奴らなんだと自分たちで思っていたいじゃないですか。

 

やはり原点は忘れてはいけません。