Knock our Heart -nockのひねくれブログ-

自分の価値観を表現する場所 

内定を辞退して教職の道へ進むことにしました。

本日、内定を頂いていた企業すべてに内定辞退の電話を入れました。その理由はやはり教職一本で絞ろうと思ったからです。

 

僕は元々教師になるつもりで大学を選び教職課程を取ってきたのですが、企業の方も色々受けていました。

教職だと自分の思い描く教育はできそうにない。中途半端にやりたいことが叶えられないなら、いっそのこと全くの別世界に進んだ方がいいんじゃないのか。

そう思って、教職よりも企業にウェイトを置いた形で就活をしました。

そして全ての企業の結果が出て、教員採用試験も終えてから改めて自分の気持ちを振り返った時、やっぱり教職がいいなあと思ったのです。

 

そもそも教職が嫌になって企業に行ったわけではありません。企業の面接の際にも「実習等を行った結果自分の思い描く教育ができないと思ったので企業を受けています」とはっきり言いましたから。

教育界のシステムに疑問は感じつつありますが、やはり自分は若者の成長に立ち会いたいんだなと気づきました。オープンキャンパスで高校生と話したときにも、やっぱりなんとなく居心地がいいというか、自分のいる場所はここなんじゃないのかと直感的に感じました。

 

就活をしながら「自分のやりたいことを見つけられて、それが実現できるような道に進めたらな」なんて思っていましたが、”やりたいこと”は教職にあるじゃん、と気付きました。

それなら、どうなるかは分からないけどやりたいことできる道に進むべきなんじゃないかと、お前は結局そっちに進みたいんじゃないのかと、そう思いました。

教職に進んで企業もよかったと思う後悔と、企業を選んで教職がよかったと思う後悔とではどちらが大きいかと言うと、後者の方が大きいのだろうと感じました。

(教職と企業が別扱いなのはあまり好かんのですが。教職は企業の一つと捉えています。まあ、でも毛色が違うのは確かなので。)

 

企業の方にこのことを正直に伝えたところ、あなたの人生なのだから後悔しないあなた自身の選択をすればいいとどの企業の方も言ってくれました。

企業側がかなり僕のために時間を割いてお金をかけてくれたことは承知してますし、自分が受かったことで涙を飲んだ就活生がいることも理解してます。真剣に就活のことを考えている企業・就活生の中で、社会を学ぶ実地研修的な扱いにしてしまうことに罪悪感は少なからずあります。

それでも、自分は自分の気持ちに素直に生きたい。自分のための選択をしたい。

ですから、企業にはそのことも併せてキッパリと内定辞退の申し入れをしました。

就活は自分がすっきりした決断をするために避けては通れなかったプロセスなんだという風に捉えて、選択ができる環境にあることを幸せと思って、形としては裏切るようになった人たちの分まで頑張らなきゃなと思います。

 

教職一本で進んでいたのが一度企業に傾き、また教職に戻ってきた。この事実がある以上、もう一度企業に傾くことは0とは言えない。けれど一度断った企業にはもう入れない。企業に行こうとすればまた一からやり直さなければいけない。そこに一抹の不安はあります。

優柔不断で石橋を叩いて渡る慎重派な僕だけに、この決断に100%の自信があるわけではありません。

けれど、どこか自分の中ですっきりと腑に落ちた気持ちがあります。親にも割り切った声になっていると言われました。多分、自分の選択に自身を持てたときの気持ちってこういうのなのかなと思います。

 

少し回り道をして今更感はありますが、また日本の教育システムに完全に理解を示したわけではありませんが、それでも教職という道への再スタートを今日からまた切っていこうと思います。